池田澄子(いけだすみこ)
池田澄子のプロフィール情報
池田 澄子(いけだ すみこ、1936年3月25日 - )は、俳人。生活の周辺をややアイロニカルに眺めた口語(ないし口語的な)俳句を得意としている。代表句に「じゃんけんで負けて螢に生まれたの」など。角川俳句賞選考委員を務める。神奈川県鎌倉市に生まれる。父の出征のため父の郷里である新潟県村上市に疎開し、1947年より結婚まで新潟市に育つ。俳句をはじめた時期は遅く、たまたま目にした阿部完市の俳句に驚いて興味を持ち、1975年に堀井鶏主宰の「群島」に入会(のち同人。1987年廃刊)。1983年より三橋敏雄に私淑、のち師事し、三橋指導の「檣の会」に入会(2001年解散)。1988年「未定」参加(1994年退会)。「船団の会」参加。同年8月、第一句集『空の庭』刊行、翌1989年、第36回現代俳句協会賞受賞。1995年「豈」参加。その後の句集に『いつしか人に生まれて』『ゆく舟』『たましいの話』『拝復』など、他にエッセイ集『あさがや草紙』、評論集『休むに似たり』などがある。
出典:Wikipedia
関連画像